「他の会社にも見積もりを依頼しています」
これを言い出しにくくて、切り出せないままになっている。そんなお気持ちで、この記事にたどり着かれたのかもしれません。
どうぞ、そのままおっしゃってください。気を遣っていただく必要はありません。

取ったほうがよい理由
家のリフォームは、何度も経験することではありません。初めての方がほとんどです。
1社しか見ていなければ、その会社のやり方が標準的なのかどうか判断できません。2社、3社と話をすると、「同じことを尋ねているのに、返ってくる答えがずいぶん違う」と感じられることがあります。
その違いこそが、いちばんの判断材料になります。
ただし、数を増やせばよいわけではありません
5社も6社も呼ぶと、かえって話がまとまらなくなります。説明を聞く時間だけで疲れてしまいますし、どの会社が何を言っていたか分からなくなります。
2社か3社で十分です。

比較するときに見ていただきたい点
金額の安さだけで決めると、後で困ることがあります。確認していただきたいのは次の3点です。
現地を実際に見てから見積もりを出しているか
図面と電話だけで金額を出す会社もあります。その金額は、後から変わることがあります。
こちらが伝えていないことまでアドバイスしてくれるか
「ついでにここも確認しておきました」と言える会社は、建物をきちんと見ています。
できること、できないことへの提案があるか
建物には構造上の制約があり、ご希望のすべてが叶うとは限りません。「それは建物の造り上むずかしいので、代わりにこうしましょう」。できない理由と、代わりの案をセットで出せるかどうかが分かれ目になります。
お断りの連絡はあるほうが助かります
「他社に決めました」
この一言だけで十分です。理由を添える必要はありません。
そのうえで、差し支えなければ、決め手になった点も聞かせていただけないでしょうか。
金額だったのか、提案の中身だったのか、担当者との相性だったのか。教えていただいたことは、次のお客様へのご提案に活かします。
選ばれなかった理由は、私たちにとって価値があります。とはいえ、言いにくいことであれば無理にとは申しません。そこはお気持ち次第で結構です。
「まだ迷っています」でも構いません。迷っておられるなら、それが今のお気持ちです。無理に決めなくて大丈夫です。
モリケンハウスの場合
他社と比べられて困る、とは考えていません。
そして、見ていただきたいのは金額だけではありません。現地をどこまで見たか。どんな提案をしたか。話しやすい相手だったか。工事が終わった後も付き合っていける会社かどうか。
そこも含めて見ていただければと思います。
見積書の中身も、そのご提案にした理由も、聞かれた場でご説明できるようにしています。
そして、他社に決められても構いません。そのときは、どうぞ気兼ねなくお知らせください。
一度お断りいただいたお客様から、何年か後にまたご連絡をいただくことがあります。そのたびに、覚えていてくださったのだと嬉しくなります。一度きりのご縁だとは思っておりません。
比べてみて分からないことが出てきたら、いつでも聞かせてください。どちらに頼まれるとしても、納得して決めていただくのがいちばんです。