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2026年9月19日 ブログ

バリアフリーのリフォーム。どこから考えればいいのか

「階段の上り下りが、少しつらくなってきた」
「浴室で立ち上がるとき、つかまるところがない」
「玄関の段差でつまずきそうになった」

毎日暮らしている家でも、以前は気にならなかった動きが、少しずつ負担になることがあります。

バリアフリーと聞くと、大がかりな工事を思い浮かべるかもしれません。
ですが、一か所だけの工事もお受けしています。

まずは、いま困っている場所から。
いつもの動きを確かめながら、何を変えると使いやすくなるかを考えていきます。

階段の壁に横向きに連続して取り付けた手すりの施工後

まず、どんなときに困るのかを聞かせてください

「バリアフリーにしたい」と、具体的な工事を決めてからご相談いただく必要はありません。

  • 一日のうち、どの動きがつらいのか
  • どこでつまずいたり、転びそうになったりしたか
  • ご家族から見て、気になっている場所はどこか

こうしたお話が、どこから始めるかを考える手がかりになります。

たとえば玄関でも、困っている場面によって、することが変わります。

「靴を履くときにふらつく」のであれば、腰かけられる台と、立ち上がるときに掴む手すり。
「段差を上がるのがつらい」のであれば、段差のそばの手すりや、段差を小さくする工事。

どちらも玄関のご相談ですが、やることは違ってきます。

ご本人とご家族で、気になるところが違うこともあります。
できれば、どちらのお話も聞かせてください。

暮らしに合わせて、方法を選びます

バリアフリーのリフォームには、次のような方法があります。

手すりを取り付ける
階段や廊下を歩くとき、浴室やトイレで立ち上がるときなどに、体を支えやすくします。

段差を小さくする、なくす
わずかな段差であれば、傾斜のある板を取り付けます。
大きな段差は、敷居を撤去したり、低いほうの床を上げたりします。

滑りにくい床材に変える
いまの浴室の床材には、水にぬれても滑りにくく、足を乗せたときに冷たく感じにくいものがあります。

開き戸を引き戸にする
開き戸は、開けるときに一歩下がる必要があります。
引き戸なら、その場で横に滑らせるだけで通れます。

浴室の出入り口を見直す
浴室の入口の段差は、ユニットバスに入れ替えると小さくなります。
扉を引き戸にすると、出入りもしやすくなります。

段差をなくした床と、引き戸に替えた出入り口

手すりは、位置と取り付け方が大切です

手すりは、ただ壁に付いていればよいものではありません。

立ち上がるときにつかむのか。
歩くときに手を添えるのか。
どちらの手を使うのか。

立ち上がるときに掴む手すりは、縦向きに付けます。
歩くときに体を支える手すりは、横向きに連続して付けます。

現地では、無理のない範囲で、いつもの動きを確認させていただきます。
そのうえで、手を伸ばしやすい位置や、握りやすい太さを一緒に確認します。

もうひとつ大切なのが、しっかり固定できることです。

壁紙や、その裏の石こうボードだけでは、手すりを十分に支えられないことがあります。
柱や補強材など、取り付ける部分の強さを確認する必要があります。

参考:TOTO「タイル壁に手すりを後付けすることはできますか?」

必要に応じて補強を行いますが、方法は壁の造りによって異なります。
壁を開ける必要があるかどうかも含め、取り付け方と工事の範囲をご説明します。

介護保険が使える場合があります

要支援・要介護の認定を受けている方は、手すりの取り付けや段差の解消に、介護保険の住宅改修費を使える場合があります。

ひとつだけ、お伝えしておきたいことがあります。
工事を始める前に、申請が必要です。

お考えであれば、まず担当のケアマネジャーさんへご相談ください。

参考:厚生労働省「福祉用具・住宅改修」

ほかのリフォームと一緒に、備えておくこともできます

「手すりはまだ必要ないけれど、先のことは考えておきたい」

そんな場合は、内装工事で壁を開ける際に、将来の取り付けに備えて補強材を入れておく方法があります。

トイレの便器のそば、浴室の出入り口、階段の上り口。
将来つかまりそうな場所を選んで、そこに補強材を入れておきます。

床を張り替えるときには、部屋の境の段差を解消できる場合もあります。

下地は工事のついでに、手すり本体は必要になってから。
そう分けておけば、あとの工事がスムーズに進みます。

モリケンハウスの場合

まず、どんなことに困っておられるのかをうかがい、お住まいを拝見します。
床の段差、通る場所の幅、手すりを固定できる位置などを確認したうえで、どこから始めるとよいかをご提案します。

「ここは今のままでもよさそうです」とお伝えすることもあります。

拝見してお見積りをお出しするところまでは、費用をいただきません。
ご提案と金額をご覧になってから、進めるかどうかをご検討ください。

どうぞお気軽にご相談くださいませ。

※相見積もりのご依頼は、お断りさせていただく場合がございます。